オカリナ作り方No8

←前ページ
最後の仕上げ

オカリナが乾燥したら仕上げの調律をします、指穴の中を削るとき周りが欠けやすいので注意して下さい。

G管にならなかった時

  • 調子が高いときは、もう少し厚く作るか型を大きく作りなおして下さい。

  • 調子が低いときは、もう少し薄く作るか型を小さく作りなおして下さい。

G管でなくG#、F#管でも音階さえ合っていれば立派な楽器です、調律して完成して下さい。
厚くしたり薄くしたりするのは指穴もオカリナの容積にはいるからです、型を作るときは数値表を参考にして下さい。

乾燥し調律したオカリナ
g-012.jpg

上手くいきましたか
玩具にならずに楽器のオカリナになりましたか?
この状態で演奏することも出来ます、あまり吹きすぎてこわさないように
後は素焼きをして、もう一度調律をすれば完成です。
右の写真が素焼きをしたオカリナです。ここで紹介した写真は粘土から完成まで全て同一の物です。

素焼きしたオカリナ
g-013.jpg

素焼きのままでも素朴で良いですよ、好みにより紙やすりでつるつるに磨いたり、黒陶仕上げにしたり、吹き口に唇が張り付かないようにアクリルラッカー等を塗って下さい。紙やすりで磨いたり、黒陶仕上げにした時は、もう一度調律をしたほうが良いです。
私のオカリナ工房も参考にして下さい。また素焼きにするのは窯でなくとも七輪陶芸など色々ありますのでネットで検索してみてください。このHPの「七輪で焼くオカリナ」もご覧になって下さい

吹き口を磨き黒陶仕上げしたオカリナ
g-kansei.jpg

上手くいかなくても、また挑戦してみて下さい。何度か作っているうちに必ず良いオカリナが出来ると思います。
上手く出来た方は、F管、C管に挑戦してみて下さい。 また一度に1個作るのではなく、2個、3個と個数を増やしてみて下さい、私はG管で7個作ったことがありますが良いものを作るには3個位が良いと思います。(一度に何個も作るには個数だけの「へら」が必要です)
質問のある方は似て連絡下さい。お待ちしております。
それではご健闘を!!

Yahoo! JAPAN
←前ページトップ▲ トップページへ

画像、内容の転載を禁止します