
(佐野市野上町)
明治の終わりのころのはなしです。ある少年が火の玉を見つけてついていったところ、最初に作原の三滝へ連れていかれました。

その後、動き出す火の玉を追っていくと、

唐沢山、旗川、永台寺・仁王門、一瓶塚稲荷神社とまわり、最後に行き着いたのが炭屋の大神宮さまでした。

この小さな神社は、ひとつの大きな神社にまとめられることになっており、この神社の神様が住みなれた土地から離れたくなくて知らせようとしていたのです。火の玉は、恵まれた山、川、などのたくさんの自然のすばらしさを伝えたくて、少年たちに冒険をさせてくれたのです。
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