(佐野市免鳥町)
現在の免鳥町あたりには、唐沢山城の砦ともいうべき出城がありました。この城主は、いつも唐沢本城の城主のいうことをよく聞いて仕事をしていたので、本城の姫を嫁にすることになりました。この嫁入りがとても盛大でにぎやかだったので、
その後、この地方を「娶り」(嫁を迎えること)と呼ぶようになり、 これが後になって「免鳥」の地名になったといいます。
(「下野の伝説」尾島利雄著 昭49年より)
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