初めまして。戦車開発の研究をしているバトーと言います。
イゴールですだ。
今回は博士にハンター志望の皆さんにメタルサーガに登場する戦車について講義をしていただきたいですだ。
戦車の事ならボクに任せてください。
でもあまり堅苦しいと見ている人もつまらないと思うので、気楽にいこうと思います。
それは良い考えですだ。
ではあらたまった調子を崩しますね。
あと、アナタを呼ぶ時はアダ名で呼ぶようにします。だって名前にさん付けじゃ堅苦しいでしょう?
講義を受ける人たちにもアダ名をつけたほうがいいかもしれませんね。
そこは博士にお任せしますだ。
はははっ!じゃあワトソン君、さっそく戦車講座をはじめるよ。
液晶画面の前のバカチン諸君、足りない脳みその容量は大丈夫かな?
もし容量が足りなくなったら他の事は忘れてでも覚えるんだよ!
最初は「バギー」ですだ。
「バギー」か!
バギーは俗にAFV(armoured fighting vehicle)と呼ばれる装甲戦闘車の一種だ!
車体が軽いので戦車のせの字もわからない初心者なバカチンにはオススメだね!
具体的にはどういうところがオススメになるのですか?
ワトソン君、車体が軽いと言う事は強力なエンジンを搭載すれば装備や改造の自由度が大きいっていうことだよ!
初心者には熟練者の玄人染みた細かい改造や装備選択はできないから、好き勝手にいじれる。
だからバギーは初心者なバカチンには打って付けなんだよ!
そういうことですだか。
次は…デマーグですだ。
ハッハハハ。ワトソン君、精密にはそれはデマーグの画像じゃあないね!
それはゲーム中のやつより1つ新しいやつだよ!でもまあたいした違いはないか!
デマーグは対戦車自走砲の一種で、主として偵察用に使われたハーフトラックだ!
特徴は…見てくれだけだね!軽い分だけバギーのほうが使い勝手がいいよ!
つまり、基本性能が似ていれば車体重量が軽いほうが有利ということですだね。
理由はバギーの時に説明したよね!
軽ければ装備や改造の自由度が大きいからさ!
でも軽い分だけ装甲が薄く、簡単に撃破されちゃう難点も抱えてるから装甲タイルの数には常に注意が必要さ!
下手をすれば金食い虫になるので要注意!
軽ければ軽いなりに難点があるというわけですだね。
次は……モスキートですだ。
モスキートか!
こいつは戦車というより空挺部隊の武器運搬車両なので装甲車に近い存在だ!
空挺部隊での運用が基本なのでこいつも軽い。最初の3つのうちどれを使うかは趣味だね!
装備できる武器も同じだしさ!ただしバギーとこいつは主砲設置箇所をSE用に改造可能なのが相違点だ!
趣味…ですだか。
どの戦車を使うか自体が趣味の問題のような気もしますだが…。
ワトソン君もいうねぇ!
初期に手に入るこの3つの戦車はどれを使っても大差はないよ!
その頃のバカチンにとって戦車は大砲さえついてればなんでも良いって状態だからね!
最初の頃は細かい性能差は気にしないで使えば良いということですだね。
では、気を取り直してゲパルトですだ。
ゲパルトか!こいつはゲーム中2両しかない対空自走砲だから使用頻度は高い!
何しろ空中の敵には対空兵器の機関砲以外では命中率が落ちるから、どうしても頼る事になる!
SEも2つ搭載できるので色んな敵に対応可能という長所がある!
短所はどんなところですだか?
短所は対地攻撃能力の低さだね!
対空戦闘が主目的の戦車だから当然といえば当然!
でもコレはたいした短所じゃない。致命的なのが一つある。機関砲が2門しか装備できないところだ!
もう1両の対空自走砲は倍の4門装備可能なんだ!つまりそれに比べると攻撃力が半分ってことさ!
ううむ、攻撃力が倍違うと言う事は出番がそっちに取られっぱなしになるということですだね。
確かに致命的ですだ。
でもないよりはマシだね!
賞金首の中には空を飛んでいる奴もいるし、代わりが見つかるまでのつなぎだと思っていればいいさ!
それにその頃のバカチンは地べたを這いずり回って空中からの攻撃から逃げ回ってるだろうからありがたい存在だろうね!
それでは次にいきますだ。
パンツァーですだ。
パンツァーか!
こいつは3号G型とも呼ばれるMBT(main battle tank)で、最初から50mm砲を搭載する事が前提で開発された奴だ!
もし50mm砲が装備できなければこいつは2線級の役立たずになってただろうね!
因みに、ゲーム中では実際の3号戦車と違って120mmでも200mmでも主砲がつけられますだ。
ハッハハハ!そうしなきゃこのゲームが成り立たないしね!
因みに、まっとうにゲームを進めていくとこいつが最初に手に入るMBTになる!
手に入っても入らなくても後からもっと良い奴が出てくるので関係ないけど、それまでは文字通り主力になってくれるよ!
それでは少し休憩する事にしますだ。
戦車講座3に続く