バカチンーーーーーーーー!!
そろそろボクの戦車講座を再開するけど、芥子粒みたいな脳みその疲れは取れたかな!?
まあハンターになろうってんだから疲れてようといまいと覚えなきゃ始まらないけどね!
博士は元気ですだね。
皆さんはご自分のペースでついてきて欲しいですだ。
さて、再開のアタマは野バスですだ。
「野バス」か!
こいつは大破壊前の民生用車両だ!特定のルートを巡回して乗客を移送するのに使われてたんだ!
民生用となるとあまり戦闘に向かないように思えますだ。
はははっ!ワトソン君、それは違うよ!
民生用ということは乗客の安全を重視して作られているから頑丈なんだ。
実際コイツは同程度の重量を持つほかの戦車と比べると硬いよ!
ほうほう…すると他の戦車に比べると被ダメージが少なくて済むという長所がありますだね。
最大の欠点は「野良状態のバスだから野バス」なんていうセンスの欠片もないストレートなネーミングだけどね!
それでは次の戦車…バルバロッサですだ。
「バルバロッサ」か!
こいつは4号H型と呼ばれる戦車で、75mm砲搭載が前提で設計されたやつだ!
実際には火力支援として使用されていて、4号戦車のなかでは最も多く生産されたタイプだ!
安定した性能を発揮していたということですだね。
ところがこいつが戦線に投入される頃には新型の5号が生産されていたんだ!
戦線拡大とともに戦車の数が不足したのでより量産が効くこいつが使われていただけって見方もある!
けど相応の性能がなければ選ばれなかったのも事実だね!
ゲーム中でも重量・防御力・装備搭載数などバランスが取れた性能を発揮するだろうね!
お次はティーガーの紹介ですだ。
「ティーガー」!
ゲーム中に出てくるのは6号E型と呼ばれるタイプで、88mm砲を搭載している!
ティーガー以前の戦車では高射砲の水平射撃をしないと敵戦車を撃破できないという情けない事情からこの88mm砲の採用が決定したんだ!
ティーガーといえば戦車の代名詞的な存在にもなっていますだね。
ゲーム中での性能はどうですだか?
何気に作者の趣味が入った感想だね!
虎戦車といえばヴィットマンだが彼はたった5両の偵察部隊で移動中の英軍戦車クロムウェル60両と遭遇・交戦し、一方的に叩きのめして25両を撃破するという戦果をあげている!
さて、ゲーム中での性能は中堅といったところだ!
その頑丈さと後半に手に入る戦車よりも軽い車体から、改造しだいでは最後まで使えるつくりだ!
博士の説明もかなり趣味が入っていますだ。
まあそれだけ有名ということだね!
お次はヴィルベルヴィントですだ。
「ヴィルベルヴィント」!
ゲーム中2両しか存在しない対空自走砲の1両だ!
車体ベースは4号戦車でできていて、対空機関砲を4門装備できる!
これが手に入ればゲパルトは必要ないですだね。
ワトソン君、ところがそうでもなかったりするんだ!
こいつはゲパルトと比べると、装備できるSEの数が少ない!
それにゲパルトの重量はコイツの半分だから結果的に甲乙付け難い性能差なのさ!
どちらが一方的に優れているようにはできていないですだね。
ではお次は…ロジーナですだ。
「ロジーナ」!
イワンのつくった第2次大戦中最も生産数の多かったT-34/76戦車だ!
T-34には76と85があるけど、これは搭載主砲の口径が76mmか85mmかの違いなので実質同じ戦車だ!
こいつの特徴はなんと言っても前面装甲の傾斜だ!これのおかげで応力が働いて3号戦車などでは撃破できなかったほどだ!
実際にはどのくらいの生産があったのですだか?
T34は1940〜1943までの年式があって、全部で35000両以上が生産されている!
数だけはあるので値段も安く、戦争映画での偽ティーガーとしても利用されているぞ!
43年で年式がとまっているのはそれ以降は85mm砲搭載型に切り替わっているからだ!
ゲーム中の性能ではどうですだか?
性能的にはティーガーと殆ど同じだね!
両方とも使うかどちらかを使うかは自由というよりも趣味の世界だ!
ここいらで休憩を挟むとしますだ。
戦車講座4に続く