ちひろ美術館東京に行ってきました。
2024年11月19日(火)家族とちひろ美術館・東京に行ってきました。子どもの絵を淡いタッチで描いた水彩画をみなさんもご存じでしょう。私は、以前にちひろ美術館・安曇野には行ったことがありましたが、東京は初めてです。佐野からだと3回電車を乗り換えるので、少し大変でしたが、無事つきました。東京都の練馬区の住宅街にある美術館なので、わりとこじんまりをしておりました。
実は、ここはいわさきちひろの自宅があったところです。作品の他にもほぼ当時のアトリエを再現した展示室もあり、生前のちひろの姿が思い浮かべることができました。館長が黒柳徹子さんなのですが、彼女の登場するVTRを視聴しました。ちひろの生涯は何回か知る機会がありましたが、いつも感動します。いっしょに鑑賞していた女性が涙をハンカチを拭っていました。
初めて知ったことがあります。いわさきちひろの作品は紙に書いた水彩画のため、時間が経つと劣化しまいます。そのため特殊な技術で保存する方法があります。約20年前より作品をデジタル情報として記録、保存するアーカイブを進めてきました。この精巧な技術によるアーカイブをもとに制作をしているのが、「ピエゾグラフ」といいます。
帰りには、さまざまなグッズ(コーヒーカップや文具、ポストカードなど)でお土産を買いました。実は私はちひろカレンダーを毎年購入しているので、附属の無料入場券(2025年からは割引券になるようです)で入館できました。そのかわり沢山グッズを買いました。
実はいわさきちひろは、1974年8月8日に亡くなりました。今年は没後50周年です。美術館でもいろいろなイベントが開催されていました。私も今年は特別な年なのでなんとしても美術館に行きたかったのです。そして今日、19日作詞家の谷川俊太郎さんの訃報を聞きました。ちひろに詩を書き下ろしてくれたりしたそうです。なにか今日は特別な日に感じました。(ちなみに明日は「こどもの日」です)この記事を読んだみなさんへ ぜひ、ちひろ美術館・東京あるいはちひろ美術館・安曇野に訪れてみてはいかがでしょうか?
