こおりやま文学の森資料館の宮本百合子展に行ってきました。
6月7日(日)福島県郡山市にある「こおりやま文学の森資料館」に行ってきました。開館25周年を記念して「宮本百合子展」が開催されていました。宮本百合子は、郡山市とゆかりがあり、幼い頃から祖母の家に遊びにきていたとのことです。
17歳に文壇にデビューし、51才の生涯を閉じるまで、一貫して貧しい立場の人を擁護した、そのヒューマニズムあふれる作品は、今でも多くの人々に感動と希望を与えています。資料館に隣接する開成山公園には、宮本百合子の文学碑がありました。
戦前のプロレタリア文学と戦後の民主主義文学を代表する作家だった彼女の言葉は、貧困と格差の拡大が広がる現在の社会の中で、私たちに今も問い続けていると思います。