三月十五日
合図高原 高杖スキー場
第六リフト降り口 山頂にて
天気 | 気温 | 積雪 | 選択板 |
晴れ | 1℃ | 180cm | カービングスキー |
さて、見事なまで晴れ渡った空の下、やってきた今シーズン最後のスキー。
あくまで多分ですが、そうなるだろうと確信中。
そんな訳で思い切り滑ろうと意気込んでいたわけですが……今の時期快晴という事は、気温が高いという事です。
気温が高いという事は……ゲレンデがベチャベチャという事です。
アウッ!
しかも、今日は大会の日だったようで、メインコースであるロマンスコースが半分以上閉鎖状態。
神は僕らを見捨てたのか? と言わんばかりの扱いです。
とは言え、折角来た以上気のすむまで滑りたいところ。
会社の先輩と共に半分以下のメインコースを滑り降りていきました。
そもそも、この高杖スキー場は我々にとってはホームグラウンドと言ってもいいスキー場なので、特に深く考えずに滑り降りていきました。
そんな事言いつつ、今シーズンこれが初めてだってんですからよく言えたもんです。
朝一から滑り始めたわけですが、一本滑ったところで第六リフト運行の放送が聞こえてきました。
「取り敢えず、元気なうちに滑ってこようよ。」
との言葉に頷き、早速第六リフトを使って山頂へ。
山頂ははボードは禁止なのでスキーヤーしかいません。(一部例外はありますが、今のところ私はこの場所でボーダーを見かけた事はありません。)
そんなガラガラ状態のゲレンデを元気なうちに降りる二人。
さすがに山頂は気温が低いせいか、下よりはゲレンデ状態は良かったのですが、変わりにガリガリのアイスバーンでこけた時の恐怖感が激増しました。
もっとも、元気なうちに滑ったはずが、今シーズン三回と言う経験地が祟ったのか先輩の足が早々と終わりを告げました。
無理もないと思い、先輩の進めもあってそこからは別行動を取る事に。
もっとも、別行動を取った瞬間特訓モードのスイッチが入るアホ男。
大会のコースの隣で、選手がスタートすると同時に飛び出す事数度。
自らのスピードに酔っている時点で調子に乗っている事は明白。
その勢いのまま、本日最初のコブ挑戦となるのでした。
とは言え、前回も撃沈しているコブに、悪路と言う条件まで加わっては滑れるはずもありません。
案の定、まともにコブの攻略は出来ず、かわしながら降りてくる始末。
前回のような派手な転倒こそ無かったものの、コブを避けている時点で前回以下の結果にガックリと肩を落としながらの一本となってしまいました。
そして、そのまましぼんだ風船のごとく、高杖最大斜度のコブなしコースに逃避。
こちらは難なくこなしたのですが、やはり、コブの攻略が諦めきれない。
しかし、ここにきて腿の方から怪しい雰囲気も漂ってきていました。
そこで、最後の賭けとばかりに再び山頂に赴き、別のコブに挑戦後一気に滑り降りて終わらす事にしました。
そして挑んだ高杖最大のコブありコース。
結果は撃沈。
まあ、分かってはいましたが……
しかも、その挑戦で足の方が完全に終わってしまったらしく、もうパンパン。
一気に滑り降りるはずが、ヨタヨタと降りる事になりました。
しかも、今までコースだったのに何故か閉鎖されていたところに迷い込んでしまい、未整備の深雪の洗礼により見事なまでに体力も削られ、半日しか滑っていないのにえらい疲れました。
そんなこんなで終わった高杖でのスキー。
一応まだシーズン中なので終戦宣言はしませんが、多分、これで最後になると思います。
来年こそはリベンジを。
いや、せめて、先シーズン位の力量には戻そうと心に誓った二人なのでした。
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