一月二十日
会津高原高畑スキー場
天気 | 気温 | 積雪 | 選択板 |
小雪 | -2℃ | 120cm | カービングスキー |
まさか、今シーズンの初すべりがこんなに遅くなるとは思いませんでした。
まあ、去年はいろいろあったので、順当といえばそうなのかもしれませんけどね。
そんな訳で、今シーズン一発目は高畑スキー場となりました。
このスキー場を選択した理由は、リフト無料券が当たったからです。
懸賞というものも当たる時は当たるもんだと、しみじみ実感しながら先輩を誘ってレッッゴーです。
家を出たのが朝の四時四十分。そこから先輩の家へ迎えに行き、五時三十分に出発。そこから約三時間掛けてスキー専用スキー場である高畑スキー場までやってきました。
ぱらぱらと小雪が舞う中、一年ぶりのスキーにおっかなびっくりの約二名。
「初めは当然初級者コースなんでしょ?」などと話しながら到着したゲレンデは、なかなかの雪質で初すべりにはもってこいでした。
選択ギアは、私がカービングで先輩がショート。
かなり、スピードに差が出るんじゃないかと心配の方もいるかと思いますが心配無用。
彼のショートは破格のスピードが出ますので。
まあ、一年ぶりのスキーですから初めはゆっくりいきますよ。いきなり怪我したくないですからね。
そして、滑り始めた二人組。
初めこそゆったりとしたペースで滑っていたものの、慣れるにしたがい徐々にペースアップ。
コース選択も中級、コブのない上級へとランクアップ。
一時間ほどすべる頃には平地をすべる分には問題ないほどに感覚が戻ってきました。
先輩のスピードも健在です。
……十一時ごろまでは。
その頃になると、さすがに普段使っていない筋肉を使用したため、膝と腿が大爆笑状態。
よほどつぼにはまったお笑い番組を見てもこうはならねーぜ! といった感じの状態だったようです。
私のほうはというと、ややウケといった感じですか。一応、膝ががくがくはしてましたが何とか滑れるといったレベル。
普段の運動不足を呪ったりしましたが、コブも滑ってないのにやめられないだろうと、お昼を食べた後猛然とトライです。
体力と足の状態が限界に達してしまった先輩の見送りを受けて、一人ゲレンデへと旅立ちました。
目指すは当然コブ斜面。
ここまで一回も転んでなかったので、少しの自信と共に颯爽と飛び込み……
そのまま、コブの底でひっくり返りましたとさ。
その後もめげずに下に向かうも、まったく攻略できずにコブは終了。
当然納得できるわけもなく、すでに足が限界だったのにも拘らず今度は違うコースのコブ斜面に挑戦しました。
結果は撃沈。
足も撃沈。気持ちも激鎮。
その時点で終戦を感じて、下まで降りて初すべり終了となりました。
時間は一時十分前。って早っ!
しかし、リフト代勿体ねージャンという気持ちより、疲れた、もう帰る。の気持ちのほうが強かった我々。
そんな訳で、二人で行った割には珍しく十本滑りませんでした。
でも、ぜんぜんオッケーです。
かなりのスピードで流したヘアピンの快感が次につながる楽しみになってますからね。
まあ、それでもスタートが遅かった分、今年は行く回数が少ないでしょう。
たまにはこんな年もあってもいいか。
そう思うのは自分の体力低下の言い訳かどうかはご想像にお任せします。