日光、沼田山越えコース
決行日 | 天気 | 総距離 | 所要時間 | 実質走行時間 |
08/8/14 | 晴れ | 220.74km | 13時間52分 | 10時間45分24秒 |
休憩ポイントの写真と共に、大まかな状況を記していきたいと思います。
基本的にこの場所以外では足を止めていないと判断してください。
出発
出発〜自宅前 |
朝の2時30分に起床して、必要な準備をして外へ。 当然まだ真っ暗でしたが、国道沿いの山道の下りごろには明るくなる時間を見計らっての行動です。 準備したのは、チューブ二本と、パンク修理キッド(パッチ10個いり)、タイヤレバー2本、地図、デジカメ、タオル、ノートとボールペン、スポーツドリンク一本、栄養補給用の飴、と言ったところ。 後の必要なものは、途中で買えばいいと判断しました。 出発 3時32分 |
今市の水 |
到着 6時4分 出発地点から 59km地点 出発から初めての休憩。 いまいちの水とありますが、別に味がいまいちという意味ではなく、今市市の美味しい水という意味。 ここで最初のスポーツドリンクを全て飲みきり、水を汲んでいきました。 取り合えず、下りで日が差したことと、空いている内に例幣史街道を通過すると言う当初の目的を達成できたので安心しての休憩です。 ここからはひたすら緩やかな上り坂になるので、気合入れていきました。 出発 6時10分 |
日光〜社寺前の橋 |
到着 6時35分 出発地点から 67km地点 休憩と言うよりは、写真撮影の為に止まった場所。 日光東照宮の傍に来たという意味も込めて。 早朝という事もあり、人の数はまばら。 涼しいうちにいろはまで行ってしまおうと、すぐに出発しました。 出発 6時38分 |
清滝出口〜コンビニ |
到着 6時50分 出発地点から 71km地点 いろは坂間近と言う事もあり、水分補充の為によったコンビニ。 その為だけに寄った場所だったので、購入後さっさと出発。 ただ、後から思えば、ここでスポーツドリンクをもう一本余分に購入しておくべきでした。 スポーツドリンク購入 157円 出発 6時55分 |
いろは坂入り口 |
到着 7時10分 出発地点から 75km地点 ここまで既に長い上り坂を登ってようやく到着。 当初の予定としては、ここまでを8時に来る予定だったので、第一ポイントは通過。 水分補給と足を休める事を目的として、しばらく休憩しました。 ここまででスポーツドリンクが半分ほどに減ってしまっており、何だか嫌な予感が漂いましたが、飴を口の中に放り込んで覚悟を決めて出発。 長い上りに入りました。 出発 7時20分 |
いろは坂途中〜黒髪平 |
到着 7時45分 出発地点から 80km地点 簡易トイレのある、ちょっとした広場です。 ここまで来るのにかなりの体力と足を使ってしまっていたので、正直ホッとしました。 途中、自転車を一台抜いて、目の前で転倒するバイクを目撃したりと、かなり内容の詰まった上りではありましたね。 とは言え、ここでついにスポーツドリンクが空に。 既に三分の二ほどきてはいましたが、照りつける太陽がいやがうえにも不安をあおりました。 しかし、ここまできた以上は後には引けないので、重い足を引きずり出発しました。 出発 7時55分 |
明智平 |
到着 8時5分 出発地点から 83km地点 ここまで短時間で休憩が入るのは、上りで疲れるのが早いからなのは言うまでもありません。 それと、水分補給。 時間が早い割にはそれなりに観光客なんかもいて驚きましたが、売店の方は始まったばかりだったらしく、準備途中と言った感じでした。 にも拘らず、カキ氷を注文してしまう私の体は燃えている。 暑くて我慢できなかったとも言いますが。 ここまでくれば、後は中禅寺湖を越えるまでは大した上りはないので、かなりリラックスしてました。 しかし、ここまでが序の口だったのは後になって知る…… 購入 スポーツドリンク 150円 カキ氷レモン 200円 出発 8時20分 |
中禅寺湖 |
到着 8時29分 出発地点から 86km地点 写真撮影の為に足を止めた場所パート2。 取り合えず、ここまで来たよという記念に。 この頃はまだ余裕がありました。 それは、いろはが最大の山道だと聞いていた為だったのですが…… 出発 8時33分 |
滝上無料パーキング |
到着 8時49分 出発地点から 91km地点 嘘つき。 思わずそう呟いてグッタリと座り尽くしてしまった足を使い果たした私。 中禅寺湖から経ったの5km。 しかして、その5kmはひたすら上りでした。 いろは坂ほどの急斜面は無くとも、あれだけ長い坂道は確実に足に疲労を蓄積させてしまったのです。 体力なんかと違い、筋力はそれほど長い時間は使い続けていられません。 それだけに、休憩する暇もない上り坂は、途中平らな場所があるいろはよりも凶悪でした。 そんな訳で、絶望感に打ちひしがれていた私でしたが、地図を確認したところ、どうやら戦場ヶ原までは目と鼻の先のよう。 そこまでいけば、長い平坦な道路が続く事がわかっていたので、仕方なく再び上り坂に飛び込みました。 思えば、この頃が一番苦しかったような気がする。 出発 8時55分 |
戦場ヶ原 |
到着 9時2分 出発地点から 93km地点 あの後の坂を上りきったところが戦場ヶ原でした。 その少し行った所にある三本松茶屋で休憩を取る事に決定。 ここまで来たところでエネルギー切れの疑いもあったので、豚まんを購入して食しました。 それから、暑かったのでソフトクリームも購入。 しばらく休憩した後、スポーツドリンクを補給して、湯元に向けて走り出しました。 平らな道がこれほどありがたかったのは、初めてのことかもしれない。 購入 豚まん 250円 カプチーノソフト 300円 スポーツドリンク 150円 出発 9時18分 |
金精峠〜途中路肩 |
到着 10時2分 出発地点から 101km地点 あの後、しばらく行くとひたすら上りになります。 それもあってか、私の足はあっさり終了。 以前、挑戦した霧降高原のときのように心が折れてしまう寸前まで行きました。 それもあって、途中寄ろうと思っていた湯元には寄らずに、そのまま金精峠に入ったのですが、もうふらふら状態。 しかし、その時に劇的な変化がありました。 今までは、とにかく坂を速く上る為に、ペダルを力ずくで踏み込んでいくスタイルでした。 ところが、疲れ果ててしまった事もあり、ペダルを踏み込むのではなく『回す』ようになったんです。 下に向かって『踏み込む』のではなく、両足を使って水平に『回す』。 当然、速度は落ちてしまいましたが、足にかかる負担が劇的に減った事に驚きました。 戦場ヶ原から8kmの距離を、休憩もなしに登りきったのはその為です。 実はこの頃も多少余裕はあったのですが、万全を期して休みました。 そんな事もあり、ここからは余力を残したまま山を登る事ができるようになりました。 時間はかかるようになりましたが、疲れるよりはましだと割り切りましたね。 目指すのは、より速く走ることよりも、完走ですから。 出発 10時10分 |
丸沼高原スキー場 |
到着 10時40分 出発地点から 115km 白根山山頂から、下りてすぐの所にあるスキー場ですね。 本当は別に寄らなくても良かったのですが、スキーヤーとしての血が騒いでしまいました。 写真では見難いかもしれませんが、中央の色が違う部分ではたくさんのスキーヤーがグラススキーを楽しんでいましたよ。 ここでは昼食を取ろうかどうしようか迷いましたが、まだ時間も早いこともあり、アイスで済ませました。 しかし、またアイスか…… 自分でも思うけど、無意味にアイス好きな男ですね。 購入 ソフトクリームモカ 300円 スポーツドリンク 200円 出発 10時58分 |
赤城山〜途中路肩 |
到着 12時31分 出発地点から 152km 丸沼高原以降は一気に疾走。 下りだった事もあり、休憩も水分補給もせずに下っていきました。 丸沼で地図を見て確認していた県道を見つけると、入っていったのですが、まさかそこが赤城山を登っていく道路だとは気付かず絶句。 しばらく登った後、丁度あった路肩に入って休憩がてら地図を確認したところ、次のページに赤城山と記されていました。 思わずドナドナが流れた瞬間です。 それでも、こっちは男体山と白根山を登ってきたんだ。赤城山くらい楽勝だぜ! と、登り始めるのですが、それが大きな間違いだったとこの後すぐに気付くのでした。 出発 12時40分 |
赤城山〜途中の自販機 |
到着 12時56分 出発地点から 156km 未だ終わりの見えない上り坂。 金精峠で労力の少ない走法を身に着けていなかったら終わっていたのは私でしたね。 それにしても、なんてアップダウンの多い道なんですか、ここは。 長い上り坂の跡に、少しの下り坂。そして、そこから再び長い上り坂。 再び登る事がわかっているのに、何でわざわざ下るんですか。 無意味に上りを長くしてどうするんですか。 しかも、下りッたって足を休めるほどのものでもないうえに、下り始めた時点で「ああ、これで上りは終わりかぁ」と、思ってしまう時点で精神的にも良くありません。 そんな訳で水分の方もあっという間に空に。 アヘアへ言いながら登っていたのですが、ようやく自販機発見。 休憩がてら購入したのですが、なんとスポーツドリンクが売っていない。 仕方ないので水を購入。 まあ、こんだけ喉が渇いていれば、何でも美味しいんですけど。 購入 水 100円 出発 13時00分 |
大間々コンビニ 本日の昼食 |
到着 14時00分 出発地点から 175km ようやく山道は終了し、最初のコンビニで遅い昼食をとることにしました。 特に腹は減っていなかったのですが、ここで食っておかないと後が続かないと思ったので。 そんな訳で、写真の通りスパゲッティ、パン、スポーツドリンク、アイスを購入。 再びアイスを買っているところが、ある意味執念を感じる。次の日に腹を壊しても文句は言えませんな。 ここではこの旅では一番の休憩時間となりましたね。 ここまでで疲れ果てていたと言う事と、ちょっと、この店でツーリング中のライダーの方と話しこんでいたもので。 この休憩でかなり疲れが取れたので、一気に戻る事を決意。 ライダーの方に手を振って別れると、帰路に着きました。 購入 スパゲッティ、パン、アイス、スポーツドリンク 計707円 出発 14時30分 |
隣町のコンビニ 写真は無し |
到着 16時14分 出発地点から 205km 本当なら、一気に家まで帰るつもりだったのですが、水分が切れました。 一番暑い時間帯に街中を走っていたからかもしれませんね。 信号で止まる=水分補給が定番になれば、そりゃすぐになくなります。 それでもここまで我慢してきたのですが、我慢できずに購入を決意。 ついでにアイスも購入。 まあ、今日一日の普通の行動と言う事で。 購入 アイス、スポーツドリンク 計252円 出発 16時25分 |
到着 17時24分 出発地点から 220km そして、ようやくの帰宅。 移動距離、時間等は上部の表の通りです。 その表の実質走行時間と言うのは、実際に自転車に乗っていた時間と言う意味です。 信号待ちや、休憩の時間は含んでいません。 最近のサイクルコンピューターは優秀ですね。 そんなこんなで帰宅ですが、最後の休憩から僅か15kmの距離を一時間もかかってしまった理由は、限界に達してしまっていたからですね。 足も、腰も、そして、ケツも。 特にケツが酷かった。 帰ってみて見てみたところ、真っ赤になってましたからね。 パッドがあっても、擦れるものは擦れるようで。 でもこんな事があっても、次なる目的地を探している自分がいたりします。 その時はまた、ここで報告させていただきますよ。 なお、おまけですが、この旅で使った収支等を最後にご報告。 総収支 2766円でした。 |