コケ・コッコ先生のデジカメ講座(背景)

暗い背景を使うとより印象的な写真になります。
ポイントは3つ・・・
1. 自然の中で光と影がはっきりしている場所を選んで撮影してみましょう。
2. 撮りたい対象の背景ができるだけ遠くの景色になるように選びます。マクロモードで被写体を撮影すると遠くの景色がぼけて距離感が感じられます。
3. マニュアルモードにして絞りを小さくすると、さらに背景がぼけます。
詳しくはカメラの操作説明書をご覧ください。

一般的にはこのような写真になると思います。
光と影があっても撮りたい対象との距離が一定で平坦な印象になります。どこを見れば良いのかこれでは分かりません。
背景を遠くの景色にすることで、立体感が感じられるようになります。
さらに暗い背景を選ぶと対象がより引き立ちます。どこを見れば良いかこれではっきりします。

自然中の光と影がはっきりしている場所を選んで撮影してみましょう。
橋の上部の手すりを入れることで黄色の単調な画面に変化が生まれ、遠景との距離感がさらにはっきりします。上の写真と同じ場所で撮影したのですが、(高い橋の)上から覗きこんだという説明がなされています。

さらに斜めの角度が道を歩いている途中で思わず見とれて撮影したというシチュエーションを想像させてくれます。

生花風なアレンジになりました。

絞りのテクニックを身につけるとかなりインパクトの強い写真が撮れます。
ただし、カメラによって違います。
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