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ギターとの別れ…

SexPistls / 勝手にしやがれ

14歳の時に友人宅で始めてエレキギターを手にした途端、僕はギタープレイに夢中になり、友人達と結成したバンドでSexPistolsClashを代表とするパンクバンドの曲をプレイしまくっていました。そして高校・短大に行くと、RollingStonesAerosmithGuns and Rosesなどのロックハードロックを中心に、色々なバンド曲をカバーして、たまにはライブをやったりしながら学生時代を楽しんできました。

世のギターキッズ達は学校を卒業し社会人になり、大人な考え(一般的にはそう言われている)を身に付ける(洗脳される)と、
それとは反比例するかのように、学生時は彼女よりも大好きで大切だったギターを、部屋の片隅や倉庫の一番奥に追いやってしまうのではないのでしょうか。

気付いた時には、社会の荒波に揉まれ、疲れきってしまった自分の心と同様に 捻じれてしまったネックを見ては、昔の思い出にふけってしまうものでしょう。

そして僕も例外ではありませんでした。中・高生の時は、本気でプロになりたいと思ったことがあったくらいなのに、学生でなくなりバンドをやらなくなってからの10年もの間、ギターを触ることはあってもプレイすることは全くありませんでした。

そして再開…

ギターが中心の生活を忘れ去って長い月日が経過したある日、あるイベントで 弾き語りをやらなければならない事態が発生しました。

それは、その時の僕にとっては超一大事でした。なぜなら今手元にあるのは、 10年前に買ったゾーサン(スピーカー内蔵の小さいギター・フェルナンデス製)と、動きが鈍った自分の指だけなのです。

オベーション・セレブリティー そこでまずは、ギターを何とかせねば・・・と、見た目にもカッコイイ、オベーションのセレブリティーというモデルのエレアコをヤフーオークションで購入し、道具だけでも弾き語りが出来るように準備をしたのでした。

幸いイベントまでには少々時間があり、弾き語りに必要なコードストロークによる伴奏だったら大丈夫だろうというレベルまでには、以前の経験値も手伝い、すぐ到達しました。

驚き!

そんな、ただコードをジャカジャカ弾くことに飽き始めきた頃、当時通っていた会社へ向かう途中に聴いていたラジオ番組(J-WAVE、ジョン・カビラ)で、プロモに来ていたギタリストがアコースティックギターでメリークリスマス・ミスター・ローレンス(戦場のメリークリスマス・坂本龍一)をプレイしたじゃありませんか!
もともと好きな曲であったこともありましたが、それはもう、いつ以来だろうと言うほどの衝撃的な感動が襲ってきたのです。

何を隠そう、僕はこの曲がプレイしたくてピアノの練習をしたことがあります。
しかし、ギターはそこそこ弾けたとしても、ピアノは小学生低学年レベルまでしか到達できなく、それからは、ピアニストに対して強い憧れを抱いていたのでした。

押尾コータロー / STARTING POINT しかしそのギター演奏は、エレキギター(しかもロック)しか知らなかった僕に、ギターの持つ素晴らしさや可能性を大きく教えてくれたのです。

会社に着くと、仕事は置いといて、J-WAVEのウェブサイトへ早速アクセスし、 先程衝撃をもたらしたギタリストの名前を調べたのです。彼は押尾コータローと言う名のギタリストでした。

僕は早速Amazon.co.jpへアクセスし、彼のその時のニューアルバムSTARTING POINT(2002年発売)を購入したのでした。

ソロギターとの出会い…

ソロ・ギターのしらべ / 至高のスタンダード編 それから僕は、映画音楽や誰もが知っている名曲をソロギターで弾けるようアレンジしてある楽譜ソロ・ギターのしらべ[至高のスタンダード編、著者・演奏=南澤大介]を購入し、それらの曲を弾けるようになれるよう、イベントでやる弾き語りの事を忘れるくらい練習していました。

なんとなく曲に聴こえるようになってくると、本当に面白かったんですよね。ピアノのような雰囲気も出せるし、ギターでしか味わえない音も楽しめるんですからね。

その後、ソロギターについて色々調べていくと、マイナーでマニアックなジャンルのプレイスタイルですが、実は密かに盛り上がってきていることを知りました。

年に1回ではありますが、フィンガーピッキングデイなるイベントも行われていたのです。これはチェックせねば!と思い、イベント会場へ出向き参加者の演奏を聴いてきたのです。

ほんと、みんな上手くって驚きましたね。

それからは、そこに僕が交じってプレイしても悪い意味で目立たぬよう、日々ギターを弾くことに時間を費やすようになったのです。

そんな練習の甲斐もあって、今では好きな曲を自分なりにアレンジしてプレイすることが何となく出来るようになってきました。僕の場合、周りに音楽仲間も特にいなく、コツを掴むのにちょっと時間がかかってしまったような気もしますが、それなりにソロギターを楽しむためのアプローチの方法が解ってきました。

そんな今と同じタイミングでホームページを作成する機会に恵まれたため、せっかくなら後からソロギターを始める見えない友人達のためにアプローチ方法を紹介しようと思い立ったのです。

ちなみにカウチギターというタイトルは、僕がソファーにもたれながらギターを弾くことが大好きなところからきています。

では、いっしょに楽しみましょう!!



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