感動的な再開

本日何気なく本屋で見かけ、弾いてみたい曲が掲載されていたので買ってみました。初心者にも親切な、ピッキングから始まりアルペジオやダブルノートなど、値段のわりに内容充実のヤマハミュージックメディアのCD付きの一冊です。


ノラ・ジョーンズ/ドント・ノウ・ホワイ

で、僕が興味を持った曲はノラ・ジョーンズのドント・ノウ・ホワイ(Don't Know Why)で、2002年の大ヒット曲です。この曲はかなり癒されます。ソロギター用のアレンジも程よく難しいので、練習にももってこいって感じです。

そしてもう一つ、僕が10年以上も曲名が分からず探していた曲も収録されていました。これは凄くエキサイティングな気分になってしまいました。その曲はライムライト(テリーのテーマ/チャップリン)です。

ライムライト

10年ちょっと前、まだ僕が学生だった頃、某百貨店でプラプラしていると、楽器店の店員らしき女性が流れるような曲を電子ピアノで演奏していました。その時は凄く感動して「あ〜すてきだな〜〜」と見つめ聴きこんでしまいました。

その曲のメロディーはハッキリと頭に残り、映画音楽だろうなということも想像できましたが、どの映画で使われた曲だかが全く分かりません。ヘップバーンの映画だろうと勝手に思い込み、色々チェックはしたが全く見つからずにいた曲です。

それが、今回なんとなく購入した雑誌にその曲が入っていたのですから本当に嬉しくなってしまいました。例えるならば、会いたくても連絡先も居場所も分からず、もう2度と会えないだろうとあきらめていた初恋の子に、10数年ぶりに街でバッタリ会って意気投合してしまうような、そんな思いです。

その他の曲に関しても良い曲が多く、弾いてみたいと思わせてくれるものばかりです。この雑誌の価格は1,380円とCD付き楽譜集にしては格安な価格設定ではありますが、値段を大きく上回るサプライズと内容に、良い買い物をしたなと思えました。ソロアレンジも個人的には「ソロギターのしらべ」よりも好きかもしれません。

そんなわけで、当分はドント・ノウ・ホワイとライムライトが弾けるよう練習する毎日になると思います。

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