大いなる遺産

映画「大いなる遺産」

出演: イーサン・ホーク/グウィネス・パルトロウ/ロバート・デ・ニーロ/その他
監督: アルフォンソ・キュアロン

これは、昨晩、面白いテレビがやっていなかったので、いつものようにスカパーで映画を観ようと思った時に、ちょうどやっていた映画です。

ストーリーは、絵の上手な幼い少年(イーサン・ホーク)が海で脱獄犯(デ・ニーロ)と出会い逃亡するのに手を貸すところから始まります。

その後少年は、ある豪邸で絵を描く為、お婆さんの相手をする為、そして少女(グウィネス・パルトロウ)に会う為、毎週土曜日は豪邸に通うという生活を数年間続けます。しかし、少女が少年に別れを告げずにパリへ留学してしまったことをきっかけに、少年は豪邸に通うことを止め、絵を描くことを止め、そして叔父と共に猟師として生活を送るようになるのでした。

しかし数年後、少年の絵を何処かで見かけ、えらく気に入ったという謎の人物の弁護士が少年と叔父に会いに来ます。そして、NYで個展を開いてくれと言うのでした。少年は悩みはしたが、チャンスと思いNYへ行き再び絵を描き始めるのでした。

映画の導入部分はこんな感じです。結末まで細かく書くことは大変なので勘弁していただいて、ストーリーを一言でいうと「情けは人の為ならず…」です。

おっとストーリーが知りたくなかった人達ごめんなさい。

個人的には、すごく温かみのあるラブストーリと思わせておいての人間ドラマって感じました。内容的にはとても気に入ったので、もう一度やっていたらまた観てしまうだろうという感じです。興味のある方は観てみても良いかと思います。

さて、当サイトを訪れる人達は、サイトを立ち上げた時考えていたターゲット層とはちょいと違い、若い子達が非常に多いので言っておこうと思います。(大きなお世話ですがお許しください。)

「情けは人の為ならず…」って「情けを掛けるとその人の為にならないからしてはならない。」と思っている人いるんじゃないですか?僕も若かりし頃はそう思ってました。でも本当の意味は「人の為に何かしてあげると、その行為が廻り廻って最後には自分に良いことが訪れる」って意味です。知らなかった人達!これを機に覚えましょうね。(笑)

僕も30歳を過ぎ、それなりに長い人生を生きてたので、その意味を感じる機会に何回か廻り合う事ができました。

嬉しいものですね。そういう時って、特に見返りを期待して行為をしたわけでもなく返ってくるので、なおさら嬉しいです。

ただ最近は、考えようによっては情けを受けてばかりのような気もして、「いつになったら恩返しを出来るのか・・・一生掛かっても出来ないのでは・・・」と感じるときもシバシバです。(苦)

とにかく、慈善行為をしまくってください。とは言いませんが、何か助けを求めている人や困ってそうな人が周りにいたら、面倒くさがらず、自分のためと思い、優しい気持ちで手を差し伸べましょうね。・・・そうあってほしい。

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